住まいと妖怪

  2018年 7月29日(日)


 またまた・・台風が・・(涙)

前日から早朝にかけて関西直撃!ということで、電車が乱れており、皆様には大変な思いをして来ていただくことになってしまいました。

 

しかし、お子様も含め大変多くの方においでいただき、根強い

妖怪人気を実感いたしました。

 

講師は「日本妖怪研究所」 所長 亀井澄夫さんにお越しいただき、“家に住む妖怪”についてお話いただきました。

 

知らなかったのですが、『家』は結界の一種。魔物は勝手に結界の中に入っていけないそうです。魔物を引き入れてしまうのは人間。「入っていらっしゃい」という気持ちの隙を突くそうです。一度入り込むとフリー入場になってしまうそうなので(汗)

引き入れない事が大切です。

なので、勝手に住みついたり、おどかしたりする妖怪は魔物ではないのですね。

 

妖怪は、子供に対するしつけのツールだったり、(早く寝ないと鬼がくるぞ!)とか大人に対する皮肉だったり(風呂掃除しないと垢なめ出るぞ!)とか

亀井さんは、現代ならゆるキャラだ!とおっしゃっていましたが、色々な側面がありそうです。

 

後半は、亀井さんが巡ってきた全国の「妖怪スポット」の紹介をしていただきました。

写真を交えて、楽しく、へー!と思う事もたくさんでした。

ちなみに新宿の「太宗寺」是非行ってみたいです。

〝閻魔大王”と〝奪衣婆″。びっくりするほど怖かった。

 

質問コーナーでは、だんだん怖い話になってきて・・涼しい午後になりました。

 

台風一過の大変な中、皆様お越しいただきまして本当に感謝でした。

また、違う視点で妖怪話聞いてみたいです!