風建築工房では、住宅の気密試験をしています。
気密試験というのは、左のスピーカーのような測定装置など、送風機、流量測定器、内外の圧力測定器、内外の温度計で構成されています。
気密測定用の大きなファン(送風機)で建物内の空気を外に排気して、室内の気圧を測定します。
低気密な住宅の場合は隙間が多い為、ファンで排気しても隙間からすぐに外気が入ってくるので、室内の気圧に大きな変化はありません。
それに比べ、「高気密住宅」は小さな隙間しか空いていないので、排気すると室内側の気圧が低くなります。
この関係を利用して、「外に出した空気の量」と「室内と外気との気圧差」を測ることで「隙間の面積」を計算します。
それがC値です。
目視では確認できない大きさで住宅の様々な箇所に開いている小さな隙間の面積を合計(㎠)し、住宅の延べ床面積(m²)で割って数値化したものです。
C値=家全体の隙間の合計(c㎡)÷延床面積(㎡)
風建築工房ではC値=0.5を目標にしています。
2020年2月に行った気密試験では
内装前で(この状態で)
C値=0.57
という数字が出ました!
はがき1枚にも満たないという事です。
これは国内メーカーでもトップレベルです。
風建築工房は
断熱&気密&透湿をまじめに考え、施工しています